平井千登世さん・宿賀美樹さん・西浦利江さん

(左から西浦利江さん、宿賀美樹さん、平井千登世さん） 連帯ユニオン労供事業を通じて、斑鳩生コンクリート株式会社でミキサー車に乗って おられる“平井千登世（ひらい ちとせ）さん”“宿賀美樹（やどか みき）さん”“西浦利江 （にしうら としえ）さん”をご紹介します。こちらの3名の方々は天理市立メディカルセン ターなどの工事に携わっておられます。今回は平井さんと宿賀さんにお話をお聞きし ました。 )

　平井さんは、働き始めた頃は、現場に行くと「女が来て仕事になるのか」など「女性 だから」という理由で苦労された経験があるそうです。「近年は社会の流れも変わり、 女性のドライバーも増え、男性の意識も変わってきて、女性も男性も対等に仕事をし ていると感じられ、働きやすくなってきました。」と、力強く語る平井さん。 　また、どんなに疲れて自宅に帰っても、子どもの寝顔を見ると頑張ろうと思い、乗り 越えられるそうで、日々3人の子どものために励んでおられます。

↑平井さんの運転しているところ撮らせていただきました！ とてもかっこよく、輝いておられました！

　宿賀さんは、以前は違う職業に携わっていたため、乗用車しか運転したことがなく 4トンミキサー車を運転できるかやはり不安があったそうです。しかし、「職場の皆さん に支えてもらいながら、まだまだ一人前ではないですが頑張っています。」と、イキイ キと語る宿賀さん。 　現在は、大型の免許の取得のため、さらなるスッテップアップに取り組まれていま す。

↑宿賀さんは小さいころにトラックなどの 大型車を運転する事に憧れがあったそうで、 　　　大型免許の取得も目指されています。

平井さん「ひとりでは何もできない。支え合う心、協力し認め合うことが大切です ね。相手の嫌いなところばかり見ていても何もいい方向には進みません。いいとこ ろをひとつでもいいので見つけて係わりたいと思っています。」 宿賀さん「自分の想いを抑えて周りに合わせるのではなく、ありのままの自分を出 すということを心掛け、相手にきちんと伝えるようにしています。」 と、女性が輝くためのメッセージとして、とても大切にされている『想い』を語って頂 きました。そして、お話をされている時の二人は、活き活きと輝いていて、現場でも 責任を持って従事されている熱い一面も感じられました。   今回取材をさせていただき、女性も男性も共に支え合っていくことの大切さを改め て実感しました。天理市も性別に捉われることなく、自分らしく輝く)女(ひと)が溢れる町で ありたいですね・・・