令和7年度 先輩職員からのメッセージ(DX推進リーダー)
天理市では令和6年度から令和8年度までの3年間でデジタル技術を活用した業務改革に中心となって取り組む18名のDX推進リーダーの育成に取り組んでいます。
今回、DX推進リーダーの一員である職員に話を聞きました。

2012年度 入庁
DX推進リーダーとしてどのような業務に取り組んでいますか
天理市では、職員数が減少する中で、これからも持続可能な行政サービスを提供できるよう、デジタル技術を活用した業務改革を進めています。その中心的な役割を担うのがDX推進リーダーであり、RPA技術取得や生成AIの活用方法等の研修を受けてスキルを習得しています。
私は現在DX推進リーダーの一員として、研修で得た知識やスキルを活かしながら、様々な業務に最新のテクノロジー(RPAやAI等)を活用して自動化や効率化できるよう頑張っています。例えば、各所属が行うシステムへの入力業務は従来手作業で時間をかけて行っていましたが、RPA導入により自動入力が可能となり、令和5年度までRPA適用業務は約20業務でしたが、令和6年度で約50業務まで大幅に拡大することができ、約1,500時間の業務削減を実現することができました。また、その他にも市民サービスの向上を目的に、生成AIを活用して窓口での手続き案内動画を作成し、YouTubeにアップロードする取り組みも進めているところです。これからも様々な取り組みを行い、庁内のDX推進に尽力してまいります。
※RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション):ソフトウェアロボットを使って、定型的で繰り返し行われる業務プロセスを自動化する技術
DX推進リーダーとしての取組の中で嬉しかったことや、やりがいを感じたことを教えてください
最近、職員からRPAやYouTubeの導入により業務負担が軽減し、とても助かっているという声をもらうことが増えてきており、やりがいを感じています。また、一つの業務のRPA化などをきっかけに、同じ職員から「次はこの業務もRPA化してほしいが可能か?」など新しい依頼を追加でいただくことも多く、依頼が重なり忙しい時期もありますが、依頼の数に比例して業務効率化に貢献できるため、とても嬉しい限りです。今後も、改善に向けた提案を行い、業務改革を進めていきたいです。
天理市職員を目指す人に一言
市役所の仕事は多岐にわたりますが、どの仕事も地域社会の発展と市民サービスの向上に繋がっており、とてもやりがいのある仕事です。また、変化の多い時代だからこそ、皆さんの新しい視点やアイデア、積極的な姿勢が求められています。
私たちと一緒に、これからの天理市を盛り上げていきましょう!
更新日:2025年05月26日