令和7年度 先輩職員からのメッセージ（産業振興課）

  大学院を卒業後、新卒にて2025年4月に天理市役所に入庁し、産業振興課に配属された先輩職員に話を伺いました。

  私は大学時代の6年間、観光を活用した持続可能な地域づくりについて学んできました。公務員を目指したきっかけは、観光は人々の地域に対する愛着を形成・醸成する手段でもあることから、地域の人が「ここに住んでいて良かった」と思える地域づくりに携わりたいと考えるようになったためです。

  なかでも私の周りの天理市出身の方は老若男女問わず市に良い印象を持っている方が多く、地域の方々が今後も生きがいを持って暮らせるよう天理市での地域づくりを支えたいと思い、志望しました。

  私の所属している産業振興課は、事業者の方々への支援事業やふるさと納税事業を担当する部署です。現在、市内事業者やこれから天理市で仕事を始めたいと考えておられる方々に対して、使っていただける制度のご案内をしています。

  入庁して2カ月が経ち、日々業務についての知識が深まることを嬉しく感じています。 また先日は百貨店で、事業者の皆様と一緒に天理市の地域産品を販売するイベントに参加しました。私の説明でお客様に商品の魅力が伝わったときにはやりがいを感じたうえ、私自身も事業者の方々の商品に対する想いや商品の魅力を肌で感じることができました。

  今年度4月に新採として入庁した私は、ちょうど一年前に就職活動に対する不安と悩みを抱えていました。このページをご覧いただいている方の中にも、同じような気持ちを抱えておられる方もいらっしゃるかもしれません。それでも私が今こうして天理市で公務員として働くことに決めたのは、就活中に沢山の人と関わったことで地域と自分自身に対する解像度があがり、自身の中で天理市で仕事をするイメージが湧いたためでした。

  皆さんが今後納得のいく就職活動ができるよう応援しています。そしていつの日か、皆さんと働ける日を楽しみにしています。