大規模盛土造成地マップについて
大規模盛土造成地の概要について
平成7年（1995年）の兵庫県南部地震（阪神・淡路大震災）、平成16年（2004年）の新潟県中越地震、平成23年（2011年）の東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）などにおいて、大規模に盛土造成された宅地で滑動(かつどう)崩落(ほうらく)による被害が発生しました。
大地震時に大きな被害が生じるおそれのある盛土造成地は、過去の地震時の被害事例から下記の2つに定義されています。
大地震時に大きな被害が生じるおそれのある盛土造成地は、過去の地震時の被害事例から下記の2つに定義されています。
大規模盛土造成地の中には滑動(かつどう)崩落(ほうらく)するおそれがあるものがあります。谷間や山の斜面等において、盛土造成されたひとまとまりの宅地が、地震による大きなゆれによって、滑ったり崩れたりする現象を滑動(かつどう)崩落(ほうらく)と言います。
大規模盛土造成地マップについて
奈良県では、地震時の宅地の安全性を確保するため、大規模盛土造成地の抽出調査（第1次スクリーニング）を行い、その結果をマップとして作成・公表しております。
このマップは旧地形図と現況地形図を重ね合わせて、大規模盛土造成地の概ねの位置や規模をお示しするもので、マップに示された箇所が地震発生時に必ずしも危険というわけではありません。市民の皆様には、お住まいの場所について関心を持っていただき、防災意識を高めて、災害の未然防止や被害の軽減につなげて日頃の防災にお役立てください。
更新日：2023年04月01日