世界かんがい施設遺産に認定決定!「崇神天皇陵堀」

崇神天皇陵堀 全景

文久山陵図(荒蕪・成功)
1.概要
国際かんがい排水委員会(ICID)は、「崇神天皇陵堀」を世界かんがい施設遺産として新たに認定することを決定しました。
令和8年10月14日 フランス・マルセイユで認定式が行われ、認定証と記念盾の授与が行われる予定です。
世界かんがい施設遺産とは、灌漑の歴史・発展を明らかにし理解醸成を図るとともに、かんがい施設の適切な保全に資するために、歴史的なかんがい施設を国際かんがい排水委員会(ICID)が認定・登録する制度です。
国内では昨年までに、56施設が登録されており、奈良県内においては初の認定決定となります。
2.市長コメント
この度、崇神天皇陵堀が世界かんがい施設遺産として認定されることが決定しましたこと、本市としても誠に光栄に思います。
この地域では慢性的な水不足に悩んでいたことから、江戸時代末期に柳本藩が自費で改修工事を行い、堀を幕府規定よりも規模拡大するとともに用水利用の権利を獲得しました。その結果、当時の水田約140haにおいて、従前からあるため池では賄えなかった水不足が解消され、食料生産の安定・強化、貧困解消に大きく寄与しました。そして、この功績を讃えるため柳本自治連合会など地元有志により、藩主の子孫を招いた「藩主祭」が100年以上にわたって毎年開催され、歴史が継承されております。
このような大胆で革新的な発想による、農業用水の確保とその功績を次世代に伝える活動が高く評価され、今回の認定決定に至ったと認識しています。
これは、古くからこの地で農業を営み、施設や歴史を守り育んだ先人たちの並々ならぬ努力、そして、それを継承し現在も地域を支えている多くの関係者の皆様のご尽力の賜物であり、心より感謝申し上げます。
今後も、地域の皆様のご協力のもと、崇神天皇陵堀を次の世代へと引き継ぎながら、天理市の農業と地域の持続的な発展に向けて、ともに歩んでまいりたいと考えています。
添付資料
施設概要「崇神天皇陵堀」 (PDFファイル: 325.2KB)
参考資料1国際かんがい排水委員会(ICID)とは (PDFファイル: 164.8KB)
参考資料2世界かんがい施設遺産とは (PDFファイル: 125.0KB)
農林水産省ホームページ(プレスリリース)
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更新日:2026年08月26日