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天理大学におけるクラスター事案の発生についての天理市長からのメッセージ(続報)(8月18日)

 本日(8月18日)、天理大学様より、新たにラグビー部寮生29名の新型コロナウイルス感染が判明した旨発表されました。昨日(8月17日)、体調不良を訴えられた3名がPCR検査を受けた結果、2名の陽性が判明されました。また、ラグビー部関係者の内、PCR検査を未受検だった96名全員の検査を行われた結果、陽性が27名でした。

     ラグビー部寮の全寮生、マネージャー、スタッフ等計180名の内、判明した陽性者は合計53名となりました。  また、昨日(8月17日)濃厚接触者と認定をされていないものの、陽性者と一定の接触があり、社会経済活動にも支障があった6名について、「天理地区PCR検査センター」で検査したところ、こちらは全員が陰性でした。  感染された皆さまに改めてお見舞い申し上げ、心よりご快復をお祈りします。  昨日までの陽性者24名から、追加で29名の感染が明らかとなったことについて、不安が全くないと言うことは困難と存じます。

 しかし、市民の皆さま、天理ラグビー、大学を愛される皆さま、本件クラスターにご関心の皆さまに、ぜひご理解いただきたいことがございます。  それは、最初の感染者が12日に判明以来、ラグビー部をはじめ天理大学様が、感染拡大を防止するために、本当に真摯に取り組んでいただいたと言うことです。  寮全体に集団感染が広がっているリスクがあるといち早く判断され、「濃厚接触者」の特定に関わらず、全ての寮生等に対する検査に向けて努力されました。経過観察が必要な陰性者についても、他の施設を活用し、感染症専門医の指導も受けながら対応されました。  そして、昨日一斉に実施された約100名に対する検査は、天理大学様が寮生及びラグビー部関係者の命と健康を守り、地域に対する社会的責任を果たすため、非常に苦心されてご準備されたものです。

 結果として、29名の感染が判明しましたが、感染リスクが判然としないまま寮外に広がってしまうことを、抑止下さったものと、地元市を代表して、心からお礼申し上げます。  誰もが感染者や濃厚接触者となる可能性がある全国的な状況の中で、感染が発生すること自体は、責められるべきことではありません。大切なことは、感染が判明してから、それが拡大しないために最大限の努力が尽くされることだと存じます。

 この点において、天理大学様、取り分けラグビー部関係者の皆さまは、集団感染というご自身と大切なチームの皆さんが大変な思いをされている中、正々と向かい合っていただけたと私は考えます。  本日の検査結果をもって、ラグビー寮内での検査は一段落した形になりますが、引き続き市民の皆さまで具体的な接触があり、感染リスクへの不安から生活等に支障がおありの方に対して、本市は検査の手配等できるだけの対策を行ってまいります。ご懸念の方は、「天理市新型コロナウイルス感染症対策本部(代表0743‐63‐1001)」までご連絡ください。  特効薬かワクチンが行き渡るようになるまで、新たな感染は残念ながら一定程度続かざるをえないでしょう。そんな中にあって、本市は、互いの人権を尊重し合い、傷つけ合いではなく支え合いを第一に、地域への影響もみんなで和らげながら、冷静に対処して参りたく、市民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。   令和2年8月18日 天理市長 並河 健

更新日:2021年03月05日