世界アルツハイマー月間
「認知症サポーター」のトレードカラーであるオレンジ色にライトアップされる「ステージコフン」
1.世界アルツハイマーデー・世界アルツハイマー月間とは
1994年「国際アルツハイマー病協会」は、世界保健機構と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症についての啓発を実施しています。また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、様々な取組を行っています。
本市では、9月20日(火曜日)から22日(木曜日)までの3日間、天理駅南団体待合所で以下のとおり講演会を実施し「認知症に対する正しい理解」を図ります。
また、天理駅前広場コフフン「ステージコフン」を認知症サポーターの証であるオレンジリングにちなみ、オレンジ色にライトアップします。
認知症に対する正しい理解の促進や見守り・支援体制を確保し、認知症であっても地域で暮らしていける地域づくりを目指します。
アルツハイマー月間啓発チラシ(PDFファイル:771.1KB)
2.講演会
期間中以下の講演会を開催します。 認知症当事者の方やご家族、専門職の方や興味のあり方はぜひお申し込みの上参加してください。講演時間は概ね1時間半程度を予定しています。
○令和4年9月20日(火曜日)午後3時から
「当事者から伝えたいこと」 まほろば倶楽部 代表 平井 正明 氏
※平井さんは若年性認知症当事者として、自らの経験を活かして当事者や家族の居場所づくりなどを行っておられます。認知症になったからと言って何もできなくなるわけではなくて、できることはたくさんある。認知症は長年生きてきたことに対する神様からの贈り物だと捉え、現在もピアサポート活動を実施されています。
○令和4年9月21日(水曜日)午後2時から
「ユマニチュード講演会」 ユマニチュード認定インストラクター 佐々木 恵未 氏
※ユマニチュードとは、フランス発祥の認知症ケア技法で、認知症ケアに必要な技術とその背後にある哲学、人との向き合い方が体系化・構造化された技法です。認知症家族介護者やグループホームスタッフなど認知症支援者の皆様はぜひご参加ください。
○令和4年9月22日(木曜日)午後2時から
「学習療法とその実践」株式会社公文教育研究会学習療法センター 西森 雅之 氏
(導入施設)あすならホーム二階堂 介護主任 戸嶋 大輔 氏
※学習療法とは、認知症を患った方の脳機能維持や改善、または認知症を予防するための非薬物療法。導入施設として感じる利用者やスタッフの変化についてお話しいただきます。
*上記3回の講演会の申し込み等は以下のとおりです。
【場所】天理駅南団体待合所
【定員】各30名(先着順)
【申込】天理市役所 福祉政策課
電話番号 0743-63-9260(ダイヤルイン)
3.その他の催し
○ステージコフンライトアップ
令和4年9月20日から22日 午後7時から午後8時30分まで
○南団体待合所のフォトスポット
令和4年9月20日から22日 講演会終了後から午後6時40分まで
※ご来場は自由ですが、新型コロナウイルス感染症予防のため来場の際はマスクの着用及びご自宅での検温を実施し、37.5℃以上の方のご来場はご遠慮ください。
※会場が混みあう場合には、人数制限を設けるためお待ちいただく場合がありますのでご了承のうえ、ご来場ください。
4.認知症支援の活動紹介
○認知症カフェ(カっキカフぇ)
認知症の方、ご家族、地域にお住いの方が気軽に集えるカフェです。
カフェでお茶を飲みながら、お仲間や専門職とおしゃべりしましょう。
悩みごとの相談や情報交換することで、気分転換しましょう‼
カフェ :ほのぼのcafe(天理市富堂町297-28)
開設日程:毎月第3金曜日 午後2時~午後4時
申込先 :0743-85-6656(まちかど相談室:メディカルセンター内)
※飲食代金は、参加者負担になります。
○オレンジサロン
認知症の方、ご家族、互いに助け合う地域づくりに興味のある方、集まって、おしゃべりしたり、体操などして気軽な時間を過ごしましょう。
場 所 :天理市立メディカルセンター2階 包括ケア広場
開催日程:毎月第2・第4金曜日 午前10時~午前12時
申込先 :0743-85-6656(まちかど相談室:メディカルセンター内)
○認知症初期集中支援チーム
認知症になっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるように「認知症初期集中支援チーム」があります。
「最近物忘れが増えたな」「食事をしたことを忘れることがあるな」「もしかして 認知症かも」
そんな時は、「認知症初期集中支援チーム」へご相談ください。
専門職(医師、保健師、看護師等)のチームが、家庭訪問などを通じ、ご本人やご家族から心配なことや、困っていることをお聞きし、初期の支援(概ね6か月)を集中的に、以下のサポートを行います。
・医療や専門医療機関についての相談
・必要な医療や介護サービスの相談
・認知症の症状への対応についてのアドバイス
【対象者】
40歳以上で、自宅で生活している認知症が疑われる人、または認知症の人で、次のような人です。
・認知症の診断を受けていない人、または、治療を中断している人
・医療サービスや介護サービスを利用していない人
・何らかのサービスを利用しているが、認知症の症状が強いため、対応に困っている人
【問合せ先】
福祉政策課 地 域 支 え 合 い 推 進 係 電話 63-9260(直通)
まちかど相談室(メディカルセンター内) 電話 85-6656
チラシ(認知症初期集中支援チーム)(PDFファイル:94.2KB)
○地域包括支援センター
高齢者の権利を守るため、成年後見人制度の利用支援、老人福祉施設等への措置、高齢者虐待の防止、及び早期発見、消費者被害の防止などの相談、支援を行っています。
○認知症サポーター養成講座
*認知症サポーターとは・・・
何か特別なことをする人ではありません。認知症のことについて、正しく知って、認知症の人や家族をできる範囲で、あたたかく見守ることが認知症サポーターの役割です。
あなたも、認知症サポーター養成講座を受講し、認知症サポーターとして地域や職場で支え合う一員になりませんか!
*受講者は・・・
市内在住、在勤の方ならどなたでも受講いただけます。
*講座の内容は・・・
認知症の基礎知識、対応方法などで、90分の講座です。
*講座を受けるには・・・ 下記チラシをご覧ください。(受講料は無料です)
チラシ(認知症になっても安心して暮らせるまちづくり)(PDFファイル:740.6KB)
福祉政策課
〒632-8555 奈良県天理市川原城町605番地 市役所1階
電話 0743-63-1001(代表)
ファックス 0743-62-2880
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更新日:2022年10月18日