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ホストタウン事前合宿の受入について市長からのメッセージ

 

東京2020オリンピック競技大会

エジプト柔道チームの事前キャンプ受入れ中止について

 

天理市は、ロス五輪銀メダリストで、エジプト柔道の英雄ラシュワン氏から、「オリンピックに向けて、ぜひ天理市で事前キャンプを行いたい」という要望をいただき、平成30年6月にエジプト柔道チームのホストタウンとして登録されました。天理大学のご協力のもと、平成30年及び令和元年、2年続けて天理大学柔道場において強化合宿が実施されました。

 

合宿期間中には、天理大学柔道部生との稽古だけでなく、天理柔道会の子ども達との交流をはじめ、多世代の市民がエジプト柔道選手との友情を育んできました。また、コロナ禍にあっても、在エジプト日本大使館、JICA関西及びエジプト事務所の御協力を得て、エジプトの文化や歴史を知るオンライン講座の開催や、青年海外協力隊員によるセミナーを行い、東京オリンピックに向けて、エジプト・チームを受け入れるための機運醸成に努めてきました。エジプト青年・スポーツ大臣ともオンライン会談を行い、エジプト側からも天理市との交流は高く評価されてきました。この間、駐日エジプト大使はじめ、大使館の皆さまからも、多大なお力添えを賜りました。

 

しかし、新型コロナウイルス感染症が未だ終息しない中、東京オリンピック・パラリンピックは「安全、安心」な大会とすることが最優先されています。事前キャンプについても、感染拡大を防止するため、徹底した対策が求められており、特に柔道等の身体の接触が多い競技は「高リスク」に分類され、参加選手と市民を厳格に隔離することが求められています。

規定により、天理柔道会や天理大学柔道部の関係者は、前後2週間ずつ、合計6週間の隔離生活を送らない限り、エジプト柔道チームと接触することが許されず、共に稽古で汗を流すことは困難となりました。学業を本分とする学生の皆様をはじめ、関係者に過度のご負担をかける訳には参りません。エジプト柔道チームにとって、天理を選んだ最大の理由は、優れた指導陣と練習パートナーを得られることであったため、キャンプの意義は失われざるを得ないと判断しました。

 

天理市は、単に感染対策の点だけでなく、真の友人としてエジプト柔道チームのオリンピックでの活躍を願えばこそ、誠に残念ながら、事前キャンプの受入れを辞退する旨を、エジプト柔道連盟にお伝えしました。

ただし、直前キャンプの実施だけがホストタウンの役割ではありません。エジプト柔道連盟とは、これまでも、東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた、エジプトと天理の柔道を通じた交流の発展を目指してきており、この点には全く変更がない点を、エジプト側にはお伝えしています。また、エジプト柔道チームの東京大会での勝利を祈って、オンラインを含め、柔道関係者や天理市民からのエールを送りたいと考えています。

 

令和3年6月22日

天理市長 並河健

エジプト柔道チームと市長

更新日:2021年06月22日