「豊田トンド山古墳」で巨石を積んだ大型横穴式石室を発掘

 

 豊田町の「豊田トンド山古墳(仮称)」から、7世紀前半に築造されたとみられる大型横穴式石室が発掘され、5月2日(土)に開かれた現地説明会には、考古学ファンら約1100人が詰めかけました。

 市の都市計画道路敷設事業にともなう調査で、円墳の頂上周辺500平方メートルを発掘したところ、南南西の方向に開口した横穴式石室が見つかりました。天井石と側壁の一部の石材は失われているものの、石室は花崗(こう)岩の巨石を積み上げて壁面を構成していました。すでに盗掘され副葬品はなく、須恵器や土師器の完形品のほか太刀の破片、鉄鏃(ぞく)約30点が残っていました。

 市文化財課は「古墳は周辺を見下ろす高台に位置しており、被葬者は当時の最有力首長の可能性が非常に高い」と話しています。

トンド山古墳1

トンド山古墳
トンド山古墳
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