天理市ごみ有料化等検討委員会

私たちは、技術や経済の発展により、豊かな生活を手にすることができました。
しかし、大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済活動を続けてきた結果、膨大な量の廃棄物が排出されており、近年、最終処分場のひっ迫、環境への多大な影響を生じさせるとともに資源の枯渇も懸念されています。
 このような非持続的な20世紀型の活動様式から脱却すべく、国では廃棄物等の発生抑制、リサイクルの促進及び環境への負荷の低減を目指し、平成12年「循環型社会形成推進基本法」が制定され、「持続的な発展」を達成する上で、廃棄物・3R問題を最重要の課題として取組む必要が急務になっています。
 一方、天理市では、平成10年10月より「飲料カン」「プラスチック類」「発泡スチロール」「牛乳パック」を資源ごみとして分別収集を開始しました。また、平成12年度〜13年度にかけて、ダイオキシン対策等を図るため、焼却施設の大改修を行いました。
 しかし、天理市においても、過去10年間でごみ量が1.4倍になるなど、増加するごみに対して歯止めがかからない状態になっており、良好な環境の保全を図るためには、新たな施策の展開として、循環型社会を見据えた、徹底したごみの減量化やリサイクルの推進が必要となっています。
 このような状況のなか、昨年12月に廃棄物の減量並びにごみ処理の有料化及び再資源化の推進等を図るため、天理市ごみ有料化等検討委員会が設置され、「ごみの減量」「リサイクルの推進」「負担の公平性」を主要な課題として委員会を重ねてきました。本委員会では、ごみの減量化のためには、特に市民の合意形成が不可欠であることから、「本委員会は公開で行う」、「委員には市民の中から公募により2名を選出する」、「審議の内容は市のホームページや広報に掲載する」とし、中間報告を公表するなど、市民意見を取り入れるための委員会になっています。
 委員会では、有料化を含めたごみ減量化全般について、市民意見の聴取、家庭系ごみの組成調査、事業系ごみのアンケート調査を実施し、平成22年度を目標年度として減量目標を設定し、その達成方策として、資源ごみの分別細分化、家庭系ごみの有料化及び事業系ごみの制度変更等を取りまとめます。

担 当
天理市環境経済部業務課建設企画室
TEL:0743−64−3912
FAX:0743−64−4321
天理市ごみ有料化等検討委員会設置要綱
委 員 会 経 過 報 告 ・ 意 見 の 募 集   

●第1回検討委員会:平成15年12月3日(水)
          午後3時より市役所4階特別会議室
[審議内容]
@委員会の公開について検討→(承認内容:委員会は公開で開催する)
A天理市のごみの概要について説明(ごみの分別、年度毎のごみ量の推移、
 ごみ処理にかかる費用)

B委員会の審議目的
 →(承認内容:
ゴミを減らす、資源化を進める、負担を公平にする)

会議次第

資   料

議 事 録

●第2回検討委員会平成16年1月26日(月)
         午後3時より市役所5階533B会議室(傍聴者5名)

[審議内容]
@家庭系・事業系別ごみ量の推移、現在の減量施策、循環型社会のしくみの
 説明

A国の減量目標について
 平成15年3月に国のごみの減量目標値が示された(平成12年度を基準と
 し平成22年度を目標年として、家庭系は一人一日当たりの排出量を20
 %削減、事業系についても一日当たりの排出量を20%削減する)
B天理市の減量目標値設定→(承認内容:家庭系は19.3%削減、事業系は
 40%削減)

Cごみ分別の細分化案の提示→(承認内容:8分別から12分別へ)
D減量施策の説明(減量化を進める啓発や行動と政策的な減量方法)

会議次第

資   料

議 事 録

●第3回検討委員会:平成16年3月2日(火)
        午後1時30分より環境クリーンセンター(傍聴者5名)
[審議内容]
@分別の細分化に伴う資源ごみの排出方法を説明
  →(承認内容:紙製品、プラスチック及び発泡スチロールの出し方)
Aごみ有料化の考え方について説明
・ごみの減量とリサイクルの推進
・住民負担の公平性
・ごみを排出する市民の意識改革
B家庭系ごみ有料化の主な論点について説明
・ごみは減量するの、持続的か
・不法投棄は増えるか
・資源化は進むか
・費用負担はどうあるべきか
・住民の合意形成はどのように行うか

会議次第

資   料

議 事 録

●第4回検討委員会:平成16年3月30日(火)
         午後3時より文化センター4階視聴覚室(傍聴者5名)
[審議内容]
@分別細分化に伴う収集方法について検討
 →(承認内容:ビンと缶については、混合で透明な袋で排出 ペットボトル
  については、透明な袋で排出)
A家庭ごみの有料化について次のことを説明
・有料制の導入及びあり方
・有料化の方法(天理市案)
・粗大ごみのリクエスト収集(概要説明)

会議次第

資   料

議 事 録

●第5回検討委員会:平成16年4月30日(金)
         午前9時より市役所5階533B会議室(傍聴者7名)
[審議内容]
@手数料制のあり方について検討
 →(承認内容:方法については単純従量制の指定袋方式
    額の設定については、45g50円、30g33円、15g15円)
A袋の規格等について説明
B粗大ごみのリクエスト収集について概要説明

会議次第

資   料

議 事 録

●第6回検討委員会:平成16年6月8日(火)
         午後3時より市役所5階533B会議室(傍聴者5名)
[審議内容]
@袋の規格、排出者責任、ボランティア袋について検討→(承認内容:袋の
 記名欄を設けること、自治会等の団体へは清掃用のボランティア袋を無料
 配布)
A不法投棄、資源の抜取対策について→(承認内容:パトロールの強化等資
 源の抜き取り対策については、条例で資源の所有権を明記し、違反者は罰
 則規定を適用)
B減免措置について検討
C粗大ごみのリクエスト収集について検討
 →(承認内容:大900円、中600円、小300円の3分類で粗大ごみ
   にシールを張って家の前に出してもらい、市から戸別に収集する。
D事業系ごみの処理責任・出し方・手数料についての概要説明
  事業系ごみアンケート調査の説明

会議次第

資   料

議 事 録

●第7回検討委員会平成16年7月6日(火)
午後3時より文化センター4階視聴覚室(傍聴者1名)
[審議内容]
@袋の規格について検討
 →(承認内容:色について可燃は黄色、不燃は藤色、材質は低密度ポリエ
   チレン、
袋の形状は耳付)
A減免措置について検討
B事業系ごみの取り扱いについて
・事業系一般廃棄物(ごみ・資源)の処理方法について説明
 (事業者自ら環境クリーンセンターに持ち込むか、許可業者に委託するか  の方法で市は収集しないことを提案)
・事業系ごみの手数料について説明
 (処理原価の100%負担で10kgにつき170円を提案)
・公共施設のごみの取り扱い
 →(承認内容:市以外の施設については民間事業所と同様の扱い。市の施
   設については専用袋(1枚230円)を作成し市で収集)

会議次第

資   料

議 事 録

●第8回検討委員会平成16年7月20日(火)
         午後3時より市役所5階533B会議室(傍聴者2名)
[審議内容]
@減免措置について検討
 →(承認内容:生活保護世帯、乳幼児を抱える世帯及び介護老人を抱える
   世帯で紙おむつの支給世帯については一定枚数を減免する。なお、具
   体的な条件と枚数については9回で承認)
A事業系ごみの取り扱いについて
 →(承認内容:処理方法については、事業者自ら環境クリーンセンターに
   持ち込むか、許可業者に委託するかの方法で市は収集しない。手数料
   については10kgにつき170円)
B事業系ごみの減量目標値の設定について
 →(承認内容:平成14年度を基準とすると40.8%の削減に設定。
  ただし事業所ごみアンケート調査の組成データから達成困難と考えられ
  たため、当面の減量目標を29.9%とし、今後40.8%に向けてさ
  らに減量対策を検討・実施する)
C市民意見の募集について検討
 →(「町から町へ」に経過報告と意見募集を掲載する。市のホームページ
   に会議内容を公開し意見を求める)

会議次第

資   料

議 事 録

●第9回検討委員会平成16年9月28日(火)
        午後1時30分より環境クリーンセンター(傍聴者4名)
[審議内容]
@市民意見について検討
 →有料化の是非について(8通16意見)と意見集約(13通50意見)に ついて検討し、報告書に盛り込むものを審議
  ・手数料の使途について
  ・不法投棄対策、ルール違反の排出者についての対応
  ・学校給食の生ごみの堆肥化について
  ・市民への説明と実施について
  (一定枚数の無料配布と試行期間について)
  ・市民に分かりやすいパンフレットの作成
  ・レジ袋税の検討
A減免措置について
(1年間に30リットル袋をそれぞれの枚数分無料支給する)
 →承認内容
  ・生活保護世帯:燃えるごみ袋100枚 燃えないごみ袋20枚
  ・乳幼児(0歳児)を抱える世帯:燃えるごみ袋50枚
  ・要介護老人を抱える世帯で市・県の紙おむつの受給世帯:燃えるごみ袋
  70枚

会議次第

資   料


議 事 録

天理市ごみ有料化等検討委員会の経過について

募集しました市民意見の集計 有料化の是非に関するもの:8通(意見数16) 
意見集約(取り組み・問題点):13通(意見数50)
市民意見のに対する
委員会としての考え方
意見集約に対する委員会としての考え方
天理市の一般廃棄物処理のあり方について(報告書)