市内新規感染者の判明と成人式等の感染症対策の徹底に関する市長メッセージ(1月9日)

 本日(1月9日)、奈良県内では、昨日の55名に次ぐ多さとなる45名の新規感染者発表があり、市内在住の20代女性・県内医療従事者1名が含まれました。当該陽性者は、ご家族の陽性が1月6日に判明し、家庭内感染によると推定されています。心から御見舞い申し上げ、御快復をお祈りします。

   また、本日、大阪府と京都府、兵庫県の近畿3府県は、政府に対して緊急事態宣言の要請を行いました。政府は、来週に専門家の分析に基づき判断する方針です。大阪府は、酒類を提供しない飲食店を含め、営業時間短縮を現在の午後9時から1時間早めて、午後8時までで要請する方針と表明しています。

   県内の感染者数の増加や医療体制のひっ迫等を見れば、現時点で緊急事態宣言の対象に奈良県が含まれていないから言って、警戒を緩めることはできないと存じます。
 他方で、緊急事態宣言が発出されるに至った専門家の分析や、対象地域内の対策などを冷静に見て、対応することも大切だと考えてます。

   この3連休には、1月11日に成人式の開催を予定しています。
 本市では、新成人による実行委員会と、私自身も含めて夏から議論し、感染者数が増加する可能性が高いことを始めから想定して、準備を進めてきました。


 例年、500名程度が市民会館に一堂に会していますが、出身校の体育館等(北中のみ、工事中のため市民会館)を活用して5会場に分散します。そして、バラバラではなく、同じ年に天理で学び育った仲間として成人式を迎えるため、オンラインで各会場を結びます。新成人自ら、リモートでも一体感をもった開催となるよう、司会進行のリハーサルなども重ねてくれています。

   例年の出席率のままでも、各会場は多くて100名前後、収容率は2~3割以下、換気はもちろん距離も十二分に取れます。式次第も、最小限としました。東京都内ですら、収容率50%、5千名までのイベントは許容されています。また、現在の小中学校の生活と比較しても、感染リスクは高くありません。


 一部で懸念される二次会の開催については、12月中旬に、全参加者に対し、自粛要請を市、教育委員会、実行委員会の連名で送付しました。当日も、会場で配布し、実行委員会からはもちろん、私も、今の感染状況や会食のリスクを踏まえて、旧友との食事会ではなく、家族等の生活を共にする人との時間を大切にしてほしいと呼びかけます。


 新成人を、成人として社会に祝福をもって迎える式ですので、それ以上は、人格識見を含めて、成人として尊重しなければならないと存じます。

   1月12日の消防出初式についても、長年のご功績により表彰される団員のみにご出席いただき、敬意と感謝を表する機会に絞ります。出席者は同様に約60名、収容率は1割以下です。

   なにごとも、様々なご意見があると存じますが、「今まで通り行うか」「やめるか」の二択ではなく、厳しい感染状況の中で、私たちはどう工夫し、命と暮らしを共に守っていくのかが問われていると存じます。市民の皆さまのご理解とご協力を、お願い申し上げます。


令和3年1月9日
天理市長  並河健