市内学校における感染者の発生を受けての天理市長からのメッセージ(12月28日)

 本市在住の3名を含め、市内学校に通う複数の学生が新型コロナウイルス感染症の陽性者であることが判明しました。市内在住者の陽性は、本日(12月28日)夕刻に確認されました。当該陽性者の中には、最近に集団での活動歴がある学生が含まれ、他の学生はその接触者に当たります。

 

 心からお見舞い申し上げますとともに、ご快復をお祈りいたします。

 

 現在、陽性者が所属する市内学校は、所管保健所と協議して対策に当たっておられます。本市も緊密に情報共有を受けながら、天理地区PCR検査センターでの受検手配を含めて支援を行っています。全国的に感染者数が日々最多を更新する状況の中、今般の感染発生をお聞きになった市民の皆さまにはご不安もあろうかと存じます。

 

 私からは、二点お願いです。

 第一に、陽性者を責めないで下さい。現在、我が国には緊急事態宣言は出されておらず、本県で不要不急の外出自粛が要請されている訳でもありません。陽性者が誰か、詮索し、責任を追及することは、前途ある若者の心に深い傷を残します。以前から繰り返し申し上げているとおり、誰もが感染者や濃厚接触者になり得る状況です。互いを非難する風潮は、世の中の不安を高めるだけです。そして、自分が非難されるリスクを回避しようと皆が行動し、他者を過度に警戒するようになれば、今以上に社会経済活動は深刻なダメージを受けるでしょう。

 

 第二に、他方では、感染状況が高止まりを続ける中で、医療体制が非常にひっ迫しています。自分自身と、大切な人達を守るためにも、助かる命が助かるためにも、私たち一人一人の行動が問われています。年末年始を迎えるに当たり、日ごろ生活を共にしているご家族等以外と、飲酒を伴う懇親会などでリスクの高い行動をとることは、ぜひお控えください。

 新しい年を迎えるに当たり、この年末年始は、ご家族等との時間を大切にする機会としていただきますよう、お願い申し上げます。

 

 誰かを責めるのではなく、自分自身が気を付けながら、周りの人たちと一緒に感染対策を尽くして参りましょう。それが、今できる「支え合い」だと存じます。

 今般の感染発生については、当該学校をはじめ関係機関による拡大の防止の努力に、市も精一杯協力し、対応して参ります。

 

令和2年12月28日

天理市長 並河健