天理市内新規感染者の発生を受けての天理市長からのメッセージ(12月20日)

 本日(20日)、本市在住の70代男性1名、60代女性1名、40代女性1名の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。内、市立学校への予防措置が必要な方については、昨日(12月19日)付メッセージのとおり、明日2校の臨時休校を手配済みです。

 

 陽性となられた3名の皆さまに、心から御見舞い申し上げ、御快復をお祈り致します。

 

 少し前のことですが、陽性者の方より、「濃厚接触者から責められて苦しい」というご相談を受けたことがありました。その濃厚接触者の方も、自身のご勤務先でのことを懸念されているようでした。そのご勤務先も、取引先等に「迷惑」をお掛けすることにならないか、既に気をもんでおられる様子でした。

 

 ウイルスが人を苦しめているのではなく、人が人を苦しめている、と率直に申し上げました。あるいは、苦しめたい訳ではないかもしれないけれど、誰かに「迷惑」をかけてしまったり、自分自身が非難されることを恐れるあまり、結果的には一番不安で苦しい状況にあるはずの陽性者の方に、労わりではなく、攻撃を加えてしまっていました。

 

 本日も、東京の感染者は日曜としては過去最多となりました。全国で感染は高止まりが続いており、誰もが、いつ感染者や濃厚接触者となってもおかしくありません。そして、今この瞬間は元気だとしても、2日後までに発症した場合には、感染を広げてしまう可能性は誰にもあります。

 

 昨日付のメッセージでも「感染リスクが高まる『5つの場面』」について、年末年始に向けて一層のお注意をお願いしました。リスクが高い状況を避けることを含めて、感染対策は尽くされるべきですが、実際に周囲の方が感染された時には、「お互いさまや」「お大事に」と、労わりの気持ちをもって、語り合えることが必要だと確信します。それができない限り、自己を防衛する反応が回り回って、社会全体を止めてしまい、コロナ禍はますます深刻になっていくでしょう。

 

 本市では、「傷つけ合うより支え合い」を大切に、感染拡大の防止に努めていきたいと存じます。

 

令和2年12月20日

天理市長 並河健