天理市内新規感染者の発生を受けての天理市長からのメッセージ(9月6日)

 本日(9月6日)、本市在住の30代県内自営業の方1名が、新型コロナウイルスに感染したと奈良県より発表されました。当該陽性者は、8月30日より頭痛や全身倦怠感、関節痛などの症状があり、9月5日にPCR検査を受検され陽性が判明しました。

 

 推定感染経路は、所管保健所が調査中の由ですが、8月28日~9月1日に出勤された他外出歴はありません。天理大学ラグビー寮の濃厚接触者等ではなく、関連する陽性者ではないと判断されます。

 

 感染された方に心からお見舞い申し上げ、一日も早いご快復をお祈りいたします。

 

 県内では新規の感染者判明が続いており、誰もが、感染者や濃厚接触者となる可能性があります。

 

 精神行動医科学の研究によれば、人は見えない脅威への不安や恐怖が募ると、見える何らかの対象を「敵」に見立てて嫌悪し、遠ざけることで、つかの間の安心感を得ようとする傾向があるそうです。

 

 感染者を詮索しようとしたり、誰かを排除しようとする行動は、まさにこの心理構造によります。

 しかし、今やどこにでも感染リスクはあり、過度に警戒し、非難し合うことは、何ら感染対策にならないばかりか、様々な社会経済活動も委縮させて「コロナ禍」を深めるだけです。

 

 一人一人が、日々の暮らしの中で基本的な感染対策を根付かせながら、傷つけ合うのではなく、互いに支え合って参りましょう。

 

 本市と致しましても、引き続き市民の皆さまの安全確保と不安の払しょくのため、全力を尽くして参ります。

 

令和2年9月6日

天理市長 並河健