天理大学生の新規感染者判明を受けての天理市長からのメッセージ(8月15日)

 本日(8月15日)、天理大学様より20代男性学生の新型コロナウイルス感染が発表されました。

https://www.tenri-u.ac.jp/topics/q3tncs00001wfqvu.html

 

 当該陽性者の方は、昨日(8月14日)体調不良により医療機関で診察、PCR検査を受けられた結果、同日夜に陽性と判明された由です。

 天理大学様では、所管保健所の指導の下、行動履歴や濃厚接触者等について、確認を進めておられます。

 

 感染された方の御快復を心からお祈り申し上げます。

 

 奈良県では、昨日も13名の方の感染が発表され、県内か県外かを問わず、注意を要する状況が続いています。

 

 市民の皆さまには、ご自身と大切な方々の命と健康を守るため、改めて「新しい生活様式」を日常に定着させるため、感染対策をご確認いただきたいと存じます。

 

 飛沫等による感染リスクを抑えるためには、先ず人との身体的距離を取ることが大切です。買い物や外食の際には、店内に入る時、出る時の手指の消毒を心がけましょう。できるだけ、口や目元に手を持っていかない癖を付けることも有効です。また、帰宅時には、うがいを励行願います。

 

 マスクはご自身が健康と思っていても、無症状病原体保有者である可能性もあり、気付かない間にも他の方に感染させないために、着用が求められます。欧米諸国でも、当初はマスク不要論もありましたが、一部の例外を除き、むしろ日本よりも強い要請が行われるようになっています。

 

 ただし、連日30度を超える酷暑の中、熱中症対策も同じく重要です。

 熱中症の症状は、新型コロナウイルス感染症の初期症状と似ている点があることから、熱中症により救急搬送等されますと、例年よりも医療機関への負荷がかかります。また、マスクをしていると口元に湿気が溜まるため、のどの渇きに気づきにくい危険性も指摘されています。

 

 こまめな水分補給、水ばかり飲んで水中毒にならないよう適度な塩分も摂ること、そして周囲に人がいない時には、マスクを「外す」ことも極めて重要です。

 

 これらは、私が申し上げるまでもなく、テレビやネット等でも繰り返し述べられていて、頭では皆認識していることばかりかと思います。

 しかし、まだ無意識のうちに、抜け落ちてしまっていることはないか、改めて確認して参りましょう。

 

 また、人によって様々な事情があり、それをうまく表現できなかったり、すぐには周囲に伝えられないこともあります。例えば、肌の状態や感覚過敏など、体質によっては、マスクを付けたくても着用できない方々もいらっしゃることにも留意しなければなりません。

 

 他者の行動をチェックし、非難のまなざしで見るのではなく、先ず自分自身や家族など周りの方ができることを着実に根付かせながら、互いを思いやることが、「コロナ禍」の中で最も求められることだと存じます。

 

 市では、引き続き情報収集と早い目の対策に全力を尽くすとともに、感染対策の啓発、集団行動・生活上の注意喚起、マスクを外さざるを得ない飲食店での感染対策のサポートなどに努めます。

 市民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

令和2年8月15日

天理市長 並河 健