子育て世帯や生活困窮者の生活支援、消費喚起策を盛り込んだ補正予算についての天理市長メッセージ(7月27日)

 新型コロナウイルス感染症が、奈良県を含む全国で再び拡大傾向にあります。緊急事態宣言の解除後に想定されていた社会・経済活動の再開も、一部で修正が行われるなど試行錯誤が続いており、暮らしや事業への影響は引き続き大きいのが現状です。

 

 天理市では、政府の地方創生臨時交付金等を活用して、「天理支え合い券」の配布や、「天理支え合い塾」の開設準備など、影響を少しでも和らげる対策を行ってきました。この度、市議会のご理解を得て、専決処分により以下の追加施策をとります。

 

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〇子育て応援給付金

 本市からの児童手当を受給されている中学生以下の全てのお子様(約9千名)を対象に、一人1万円を市独自で給付します。

 約3カ月間の休業の他にも、感染対策のための臨時休業や、夏季休暇中の授業及び補修の実施など、学校園、保育所をはじめ各施設の運用が変則的になっています。本年度、子育て家庭の心理的、経済的負担が重なっている状況に対して、少しでもサポートしたい考えです。

 また、産前産後のご負担も大きいこと、特に4月28日以降に誕生されたお子様については、一人10万円の定額給付金の対象にならなかったことを踏まえ、本年度誕生されたお子様(本市からの児童手当対象者)については、1万円を追加し、計2万円を給付します。

 

〇総合支援資金貸付制度利用者への給付金(生活困窮者への支援)

 新型コロナの影響により休業あるいは失業状態になり、収入が減少した皆さまの生活資金を支えるため、特例の貸付制度があります。4月から6月末までの間に天理市社会福祉協議会に申請され、その後に貸付決定を受けられた皆さまを対象として、市独自の政策として、一人10万円を支援します。

 

〇プレミアム付き商品券

 「天理支え合い券」が、金額的にも日用品等が対象となりがちな中、より幅広い業種について消費を喚起し、市内事業者をサポートするため、天理市商工会と連携して、秋をめどにプレミアム付き商品券を2万冊発行します。1万円で購入すると、今年度(3月10日迄)1万2千円分を使える券を一人50冊までお求めいただけますので、60万円の消費であれば、10万円がお得になります。

 

〇その他

 国の「ひとり親世帯臨時給付金事業」(低所得のひとり親世帯等について、第一子5万円、第二子以降3万円給付)の早急な実施のための予算を計上した他、避難所の感染対策物品の充実、交通事業者への支援、コミュニティバスの抗菌・抗ウイルス対策、図書館や南団体待合所の図書消毒器の購入などを行います。

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 これからも、感染対策により市民の命と暮らしを守るため、できることから一歩ずつ、市議会と連携して全力で取り組んで参ります。

令和2年7月27日

天理市長 並河 健