天理市長からのメッセージ(4月29日)~天理市における「一人10万円」の特別定額給付金に関する今後の予定等のご説明~

 政府が、緊急経済対策の中で家計支援のため決定した「国民一人について10万円」の定額給付金について、天理市から申請方法等をご連絡した広報を、「町から町へ」5月号とご一緒に配布しています。

 この給付金の申請には、(1)郵送による申請と、(2)オンラインによる申請の2つの方法があります。


 郵送による申請については、5月15日前後をめどに、申請用紙を各ご家庭にお届けできるよう、現在準備を進めています。

 この給付金の予算は、国会で明日4月30日に承認見込みとされていますので、市民の皆さまには、「なぜ5月中旬になるのか?」とご疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
 また、全国では、例外的に既に申請用紙の発送や受付を開始した自治体があることも報じられています。


 この給付金はお一人10万円と高額であり、全ての市内在住者を対象(4月27日現在、住民登録されている方)にすることから、給付漏れや、間違いが決してないよう、また個人情報保護やDV被害者の方への対応など、万全を期すために準備を進めています。

 天理市では、国から示された手順に則りながら、住民基本台帳のデータを正確に反映するため、予め世帯の情報を記入した申請書を、市役所側で作成します。
 申請に極力ご負担のないようにして、各ご家庭に郵送いたします。

 そのためには、住民基本台帳のデータを移し、銀行への振り込み依頼まで一元的に管理する、電算システムの改修が必要です。
 また、申請書の印刷、封入、返信用封筒の準備も要ります。
その分のお時間を頂戴しますこと、どうぞご理解いただきたいと存じます。

 一部の自治体では、世帯ごとの情報を役所の側で予め記載せず、ご自身で記入いただく等により、準備を短期化されている事例もあるようです。

 ただし、記載間違いがあれば、かえって手続きにお時間がかかる恐れがあります。

 また、DV被害等のために、現在の居住地を別に登録されているケースでは、市が申請書を個別に作成すれば、住民情報から世帯主と別住所にきちんとお送りします。
 他方、皆様に記入いただく方式の場合、世帯主が勝手に、DV被害者の方の分も申請される可能性もあり、市での確認作業が難しくなるなどの課題があると考えています。

 人口が比較的少ない町村では、役所にお越しいただく、自宅に担当職員がお伺いする、現金を給付するなどの工夫もされています。
 しかしながら、本市の場合は、混雑や人と人との接触を避けるために、原則、郵送かオンラインのみでの対応と致します。


 新型コロナウイルス感染症の影響によって、失業や雇止め等になり、緊急に生活資金が必要な皆さまにとっては、郵送申請による給付までお待ちいただくことが難しく、一刻でも早く資金が必要な状況があると存じます。

 このような場合、「生活福祉資金貸付制度」が新型コロナ対策で拡充されており、無利子・保証人不要で、世帯の人数等によりますが、3か月で最大80万円までの借り入れを、天理市社会福祉協議会で受け付けています。
 「一人10万円」の特別定額給付金が振り込まれるまでの間においても、ご活用いただければ幸いです。詳しくは、下記をご参照下さい。
https://www.mhlw.go.jp/content/000621220.pdf

 

 オンラインによる申請については、現在申請のための専用サイトを国が作成中で、5月初旬ごろに開設が予定されています。
 マイナンバーカードをお持ちの方は、政府が運営するオンラインサービス・マイナポータル「ぴったりサービス」にアクセスし、申請いただけます(詳細は、Google等の検索サイトで「ぴったりサービス」と検索ください)。

 この場合は、郵送申請の場合に必要な、市による申請書の作成や、皆さまからの返送などの時間が短縮されますので、入金までの手続きは、早く進めることが可能です。

 ただし、現時点でマイナンバーカードをお持ちでない方が、今から申請されても、カード交付までのお時間を考えれば、郵送申請より大幅に前倒しになる訳ではありません。
 都市部では、マイナンバーカード発行のために庁舎が混雑している例も報じられており、感染症対策の点からは、本末転倒になりかねません。


 なお、この給付金を狙った特殊詐欺が発生することに対し、天理警察署から重ねて注意が呼びかけられています。
 この給付金の関係で、市職員がキャッシュカードの暗証番号をお尋ねすることや、ATMの操作をお願いすることは絶対にありません。また、個々のご家庭を訪問して、銀行の通帳や印鑑をお借りすることや、申請書を直に回収することも決してありません。

 それらの行為があった場合は、確実に、100%「詐欺」ですので、何があっても応じることなく、天理警察署生活安全課(0743‐62‐0110)に直ちに通報ください。警察や市役所を名乗る電話であっても、「天理署や天理市役所の代表にかけ直す」と毅然とお答えください。


 天理市では、できるだけ早く10万円の特別定額給付金が確実にお手元に届くよう、最一杯努力いたしますので、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

 

令和2年4月29日

天理市長 並河 健