西乗鞍古墳

西乗鞍古墳

 西乗鞍古墳(にしのりくらこふん)は杣之内町(そまのうちちょう)に所在し、東方の東乗鞍古墳や西北方の小墓古墳とともに一群を形成しています。杣之内古墳群では西山古墳に次いで2番目の大きさです。

 墳丘は前方部を南に向けた前方後円墳で、全長約118mあります。この墳丘の周辺には、周囲より一段高い幅広い基壇状の平坦地が墳丘を一周するように広がっており、その規模は南北約165mに達します。埋葬施設は明らかになっていませんが、横穴式石室である可能性が想定されています。

 これまでの測量調査・発掘調査により、墳丘が上下二段の斜面で造られている可能性が高いこと、周濠と外堤が埋没して現在の広大な平坦地が生まれていること、外堤のさらに外側にも掘割がめぐっていたらしいことなどが確認されています。円筒埴輪・形象埴輪・土師器・須恵器などが出土しており、5世紀末ごろに築造された古墳と考えられています。

 西乗鞍古墳は同時期の古墳としては大王墓に次ぐ規模を誇っており、王権を支えた有力豪族の首長墳にふさわしい規模を有しています。

 西乗鞍古墳は平成30年2月13日付で国史跡に指定されました。

西乗鞍古墳航空写真

西乗鞍古墳航空写真

西乗鞍古墳出土埴輪

西乗鞍古墳出土埴輪

西乗鞍古墳出土須恵器

西乗鞍古墳出土須恵器

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